校長メッセージ


 
本校は、高度経済成長期の昭和38年、「島原半島に工業高校を」という産業界や県民の皆様の熱意に応えて創立されました。今年で56年目を迎え、本校を巣立った10,871名の卒業生は、県内外を問わず、様々な地域と分野で活躍しています。平成24年に7年間を要した校舎の全面改築が終わり、物心両面において豊かな教育環境が実現されています。創立当初は機械科・電子工学科・建築科、各2学級でスタートいたしましたが、時代の要請に応じて学科の改編が行われ、現在は機械システム科・電気電子科・建築技術科、各1学級の設置となっております。

本校の校訓「剛・創・和」は質実剛健・創意工夫・協調融和の精神を備えた工業技術者の育成を目指し、創立20周年を機に制定されました。また、校訓以前に、本校の校風と伝統の支えとなった言葉がありました。それが「フロンティアスピリット(開拓者精神)」です。校是とも呼べるこの精神は、時代を超えて島工生の中に脈々と受け継がれています。

本年度、本校では「正々堂々 ~島工のチャレンジ~伝統を引き継ぎ、さらなる高みを目指す」を合言葉に、「質の高い工業教育」を提供し、「知・徳・力」の調和のとれた、ものづくり産業の発展を担う人材の育成を目指して日々、教育活動に取り組んでおります。新しい舞台へ、より広い世界へと高みを目指して挑戦していくフロンティアスピリット。その伝統を引き継ぐとともに、技術者として大切な、人や平和を愛する心、将来を見通す想力、人が支え合って生きるために必要な望ましい価値観を生徒一人ひとりが育んでいくよう願っています。

 

どうぞ今後とも本校への変わらぬ御理解と御協力を賜りますようお願いいたします。

 

平成30年4月
島原工業高等学校
校長  蒲川 俊浩